更年期?からだや心の不調に気づいたら、まずはセルフチェック。

更年期障害の治療法

受け止める知識と対処法で、更年期を明るく元気に過ごします。

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更年期障害とうつ

空の巣(からすのす)症候群とは

40代後半から50代の女性に見られるうつ症状を指します。この年代は、更年期でもあり、母親中心だった家庭から自分の生きがいだった子供が独り立ちして生きがいを失い、夫とのコミュニケーションもそれを埋めることができないし、家庭外とのかかわりも少なく、生きがいを見つけられないままにうつ状態になることが多いそうです。
人間は、個人的な目標がなくなれると、不安になり一種の『喪失感』を覚えます。
具体的な症状 : うつ傾向、日常的な虚しさ、自信喪失、不安などの精神症状が主ですが、うつ症状とともに頭痛、肩こり、胸苦しさ、吐き気、食欲低下、不眠などの身体症状を伴うことが多い
かかりやすい人 : 内向的で人付き合いが苦手、外に出るよりも家にいる方が好きで子育てを生きがいとしている専業主婦に多く見られるようです。これに更年期によるホルモンバランスの変化や、夫が仕事人間である、あるいは単身赴任中であるため不在であるといった他の要因の影響もあると考えられています。
治療法 : 心の持ちようである程度改善するものですが、急に変われないものです。徐々に自分の位置や今後のことを考えるようにすることが大切です。
1. 完璧癖を持たないで、手を抜いて気分転換を図る
2. 夫(他人)に頼り過ぎない
3. 母親として以外の自分について考える
4. 女性ホルモン治療を受ける
5. 心療内科でのカウンセリングや薬物療法を受ける

うつ の症状は、必ずしも気分だけの変化ではありません。

精神、気分の症状に加えて身体症状も現れます。
精神症状 : 抑うつ気分、興味の減少、気力低下、不安・焦燥、罪悪感、集中力低下
身体症状 : 睡眠障害、疲労・倦怠感、食欲不振、便秘、体重減少、性欲減退、頭痛
※ 更年期にみられる うつ の傾向としては、不安が強く、身体症状が目立つ。また、行動が抑制されることが比較的軽いため、動きや口が多くなるといわれています。
※ うつ傾向は単に女性ホルモンの減少によって起こるのではなく、取り巻く環境(親・夫・子どもを含めた家庭・職場など)にも影響されます。環境を整えたり、改善したりすることも必要だといえます。

女性の多くが経験する症状、頭痛

頭痛には4つのタイプがあります。
「緊張型頭痛」 : 別名「肩こり頭痛」ともいわれ、中高年に多いです。主にストレスが原因で首から肩にかけての筋肉が緊張して頭を締めつけられるような頭痛が毎日続く日本人には一番多い頭痛です。頭痛のうちの約60~70%がこのタイプです。
「片頭痛」 : 日本人の頭痛の約30%を占め、圧倒的に女性に多い(片頭痛の80%)。1ヵ月に1~2回、頭の片側がズキンズキンと拍動性の痛みがあり、家族性ともいわれています。血管が関係しているとも推定されています。
「群発頭痛」 : 男性に多く(群発頭痛の80%)、「群発地震のような起こり方をする頭痛」からこの名前がつけられています。目の周囲や奥が痛くなり、痛みが激しいのが特徴で、毎日数回、1~2ヵ月も続き、原因不明の頭痛です。
「その他」
脳腫瘍、頭蓋内出血などが原因の牽引性頭痛
抑うつなどが原因の心因性頭痛
目、耳、歯などが原因の関連性頭痛
月経時や排卵期にみられる月経性頭痛
※ 月経のある女性では、排卵期の「排卵期頭痛」と月経開始前後の「月経時頭痛」があります。どちらも卵胞ホルモン(エストロゲン)が急に変動する時期です。したがって更年期の女性でも月経がある女性では、更年期の症状とは別に頭痛があります。更年期の頭痛は、「緊張型頭痛」であることが多く、出現頻度の高い症状です。
※ ただし更年期に起こる頭痛の原因には、目・耳・脳神経疾患、高血圧、睡眠障害などがありますので、他に原因が無いかを検査することが大事です。また、脳血管障害(たとえばくも膜下出血、血栓症)、脳腫瘍などの病気のための頭痛もありえますので注意が必要です。

 
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