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肥満の人は要注意

更年期になると、筋肉が衰えてくるために基礎代謝が減る

基礎代謝が減ったにも関わらず、若い頃と同じような量の食事を続けた場合、消費カロリーよりも摂取カロリーが上回り、自然と身体は太っていきます。
女性の体はもともと脂肪がつきやすく、年齢に伴い、新陳代謝の低下によるコレステロールや中性脂肪の処理能力の低下、運動不足などが原因で肥満になりやすくなります。加えて更年期には女性ホルモン減少の影響で、より太る条件が増えます。
肥満で特に注意したいのは内臓周りに脂肪が蓄積される内臓脂肪型肥満です。メタボリックシンドロームの核ともいえる内臓脂肪型肥満は隠れ肥満とも呼ばれ、痩せている人でも油断できない肥満です。心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病など、様々な病気を引き起こす大きな要因となりますので、普段からの予防がとても大切です。また、若い頃から無理なダイエットを続けてきた人は、骨がもろいことが多く、高齢になると、骨折が原因で寝たきりになってしまう可能性が高くなります。

肥満体型に、お尻や下腹部に皮下脂肪がつく洋ナシ型肥満と、内臓周りに脂肪が蓄積されるリンゴ型肥満があります。
洋ナシ型肥満 … 下半身型肥満とよばれ、皮下脂肪は分解されても肝臓に取り込まれることなく体内を循環するので、内臓脂肪と違って、特に健康上の問題のない良性肥満とされています。
<特徴>
・ 女性に多い皮下脂肪型肥満で、外見上「太っている」とわかりやすい
・ お尻など腰から下の肥満が目立つ。特に太ももや脚が太い
・ 下半身がむくみやすくセルライトがつきやすくなる
・ 下半身についた脂肪は長年の蓄積の結果で、減らすのが難しい

リンゴ型肥満 … 内臓脂肪型肥満とよばれ、「タル型肥満」「上半身型肥満」ともよばれています。外見上さほど太って見えない内臓脂肪型肥満(隠れ肥満)は要注意です。
<特徴>
・ お腹周り、背中、二の腕に脂肪がつきやすく、二重あごや下まぶたの弛みがでやすい
・ 内臓脂肪が多く、生活習慣病にかかりやすい
・ 男性に多い肥満型ですが、女性の更年期には、注意が必要
・ 食生活などの生活習慣をそのまま続けると際限なく太ってしまう
<悪性肥満と言われる理由>
糖類の過剰摂取・運動不足・更年期の新陳代謝低下などで急速に内臓脂肪が蓄積されていきます。腹腔内(腹部内蔵周囲の空間)に脂肪が蓄積するので、外見で分かるようになるには暫く時間がかかり、かくれ肥満が進行します。内臓脂肪から出る遊離脂肪酸が血管に入って、近くにある肝臓に取り込まれやすくなります。その結果、脂質・糖質の代謝異常、高脂血症、糖尿病、高血圧、動脈硬化などの生活習慣病の危険が高まります。

肥満の予防と対策

内臓脂肪型肥満 の予防と対策
・ 炭水化物・糖分は内臓脂肪の元です。過剰摂取を控えましょう。
・ 適正体重を超えている場合は、脂肪を控えましょう。
・ ウォーキング・水泳などの有酸素運動を日常生活に取り入れましょう。
・ 内臓に蓄積された脂肪はつきやすい反面、運動などでエネルギーとして消費されやすいので比較的簡単に減らすことが出来ます。まずは運動をする習慣つけましょう。
・ 上半身肥満の場合は、下半身が比較的弱いため軽い運動でもキツイと感じやすく長続きしない傾向があります。無理せずに有酸素運動を長時間できるカラダ作りから始めましょう。
・ 肋骨の下部分が外側に開いていると上半身肥満になり易いといわれています。腹筋を鍛えると肋骨が内側に閉じるとされています。
・ 喫煙は厳禁

下半身肥満の予防と対策
・ 食した脂肪がそのまま皮下脂肪となるタイプです。脂質の過剰摂取を控えましょう。
・ 長年かけてついてしまった皮下脂肪は、なかなか取ることができません。諦めない地道な努力が必要です。
・ 腰・ヒップに皮下脂肪がつき過ぎの場合、筋肉トレーニングが効果的とされていまます。
・ 下半身肥満は、骨盤が大きく開いている人に多いといわれています。出産で骨盤が開いたままになってしまう場合もあります。骨盤を正すストレッチをする、骨盤矯正・整体などを試すことも良いでしょう。
・ O脚気味の場合、太もも内側・股関節の筋肉を十分使っていないため、足の外側に脂肪がつきやすいとされています。脚内側筋肉を鍛えると余分な脂肪がつきにくくなるといわれています。
皮下脂肪型肥満で良性肥満とされる「洋ナシ型肥満」は、下半身型肥満の俗に言う「下半身デブ」で女性にとってはあまり嬉しくない肥満体型です。この下半身の皮下脂肪をとるには地道な努力が必要です。気長に筋肉トレーニングをしましょう。

骨格にも影響をおよぼす肥満

肥満は、糖尿病や高血圧、心筋梗塞などの生活習慣病につながる要因として、性別、年齢を問わず高い関心を持たれています。肥満の解消には、基礎代謝を増やしてエネルギー消費しやすい体質を作るのが最適な手段です。

【余分な体脂肪を減らし、筋肉量を維持・増大させる】
筋肉には大きく分けて、内臓を作る「平滑筋」、心臓を作る「心筋」、手足などを動かす「骨格筋」の3つに分かれています。運動によって増加する骨格筋の比率は体脂肪率の増減に影響しています。
肥満・オバサン体型・体調不良の原因は骨盤・骨格の歪み
締まった体の人は、みぞおち下の肋骨は硬くしっかり張り出しています。太った人は、肋骨下角が肉の下にちぢこまっていたり、肉の奥に隠れて触れにくかったりしています。
肋骨の内側は軟骨なので、お腹が膨れると、軟骨は腹圧に押されて変形します。太っている時間が長いと、肋骨下角は変形が固定され、元の形に戻りにくくなり、やがて肥満型の変形した状態で形成されます。
慌ててダイエットをしても、肋骨の肥満型変形は元の形にはなかなか戻りません。骨格が肥満型を保持しているので、少しの油断ですぐ太ってしまうといった悪循環を招いているのです。
変形した肋骨下角の上に、盛り上がったお腹の脂肪を取るのは難しいことです。運動と姿勢で、腹の肉を制圧し、肋骨下角をしっかりと張り出すことで、肥満を防止します。

背を丸め、体の力を抜いて座っていませんか?
この姿勢は体の重みが腰椎またはその下にかかるため骨盤は後方回転した状態です。後にのけぞるような姿勢は、お腹を押し出す方向に圧力がかかり、肋骨下角(みぞおちより下位の肋骨)は、腹圧により肥満型に変形していきます。両足(膝)を開いていた場合、さらに肥満への道は加速されます。

背筋を伸ばした姿勢は美しい (背筋は反らせない)
骨盤のあたりに意識の力を置いて、真っ直ぐ伸ばすのがコツです。この姿勢は骨盤が後方に傾かず、お腹には縦の力が働きますから、肥満にはなりにくい姿勢です。

 
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