更年期?からだや心の不調に気づいたら、まずはセルフチェック。

更年期障害の治療法

受け止める知識と対処法で、更年期を明るく元気に過ごします。

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ホルモンの力

身体の働きを促しているホルモン

私達の体は60兆個の細胞からできています。この60兆の細胞がバラバラに機能していては生命を維持することができません。
体中の、ひとつひとつの細胞に情報を送って、1人の人間として生きていくための生体調節機構の役目をしているのが、ホルモン系と神経系と、免疫系です。
このように、ホルモンだけが単独で働いているのではありません。ですから、ホルモン療法をしてホルモンの数値だけ改善しても、細胞から元気になることはできません。
ホルモンをはじめ、神経系や、免疫系など私たちの体の中で働いているものはすべて 私たちの食べたもので造られます。ですから、食事でホルモンバランスを整えるのが、確実で安全です。
ホルモンには、女性の生理に直接関係のあるホルモンもあるし、間接的に影響のあるホルモンもありますが、多くのホルモンが、特に女性の体や心に大きく影響しています。
心も体も健康であれば、ホルモンはもともと、何も気にしなくても正常に働いているのです。ホルモンバランスが崩れているということは、健康全体に何か問題があるというサインです。

全身にある内分泌腺と分泌するホルモンと働きについて

視床下部 … 体全体のホルモン量を監視して調整します。下垂体にさまざまなホルモンの分泌促進や抑制を指示するホルモンを出します。
脳下垂体前葉 … 視床下部からの指令を受け、性腺刺激ホルモン、成長ホルモン、副腎皮質刺激ホルモン、甲状腺刺激ホルモン、乳腺刺激ホルモンを分泌します。
脳下垂体後葉 … 視床下部からの指令により、抗利尿ホルモン、至急収縮ホルモンを分泌します。
甲状腺 … 細胞の活性を促す甲状腺ホルモン、血中のカルシウム濃度を低下させるカルシトニンを分泌します。
副甲状腺 … 骨と腎臓に作用して血液中のカルシウム濃度を増加させる副甲状腺ホルモンを分泌します。
心臓 … 利尿作用を促す利尿ホルモン、欠陥の収縮を抑制する心房性ナトリウムを分泌します。
すい臓 … 血糖を調整するホルモン、インスリンとグルカゴンを分泌します。
消化管 … 胃や十二指腸などから消化に関与する各種ホルモンを分泌します。
副腎皮質・副腎髄質 … 血圧の維持、体内の水分を保つ副腎皮質ホルモンやアドレナリンなどを分泌します。
腎臓 … 血圧の維持に関わるレニン、赤血球を増加させるエリスロポエチンを分泌します。
卵巣 … 主に妊娠・出産に関わる女性ホルモン、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)を分泌します。

【女性ホルモンが分泌されるしくみ】
① 視床下部から女性ホルモン分泌のサインを出します
↓                                       ↑
② 脳下垂体から性腺刺激ホルモンが分泌               ↑
↓                                       ↑
③ 卵巣で女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)が分泌し、 ↑
↓  視床下部に応答します  ↑
   ↓
④ 子宮で月経周期のメカニズムが組まれ妊娠に備える

女性ホルモンを崩さない生活

【 疲労を追い出し、冷えやむくみをとる入浴法 】
体が冷え、足がむくみやすくなるのもホルモンバランスが崩れた時の特徴です。血行を良くして汗をかくことがもっとも良い対策です。半身浴などをしてゆっくり入浴しましょう。足湯にはアロマオイルを使うと入浴効果が高まります。
◇ 体が冷える、生理痛がひどい時に効果的な腰湯
浴槽に41~42℃の湯をおへその高さまで張り、肩にバスタオルをかけたり、Tシャツを着るなどして腰と足先を中心に10分以上浸かる。
◇ 体全体の疲れを感じる時は半身浴
浴槽に39℃の湯をみぞおちあたりまで張り、20分以上浸かる。
ジワジワと汗をかき、血行を良くし老廃物を流しだしてくれます。また、乾燥肌などの肌荒れにも効果的です。
◇ 足湯
フットバスなどに41~42℃の湯をくるぶしが隠れる高さまで張り、10~20分ほど足浴する。(湯が冷めたらさし湯をする)最後に冷たい水をかけます。

【 不調の原因に効く食材を取り入れた食事 】
栄養のバランスがとれた食生活をすることは大前提ですが、更年期など不調の原因を改善する食材を取り入れる工夫をすることは、食事が楽しく新しいメニューになるのではないでしょうか。
クコの実、ナツメ … 冷えに効く
豆 … 肝臓の働きを良くし、血液をキレイに
女性ホルモンを活発にするハーブでハーブティーもオススメ!

【 つらい症状を即効的にケアする方法 】
女性の体は病気じゃなくても女性ホルモンの影響で様々な体調不良が全身に起きます。
・ 体の循環機能が低下して起こるめまいや耳鳴り
耳たぶのつけ根にあるツボは腎臓につながっているので、血液の循環が良くなる
・ 手が冷える
洗面器に湯を張り、10~20分の手浴で血行を良くする。足湯同様、アロマオイルを入れても良いですね。
・ 頭痛、肩こり
タオルなどで温シップをすると良い。アロマオイルを染み込ませても良いですね。
・ のぼせ、発汗
ペパーミントの香りを染み込ませたハンカチやティッシュを鼻にあてて落ち着かせます。
・ 下腹部の張り
お風呂で体を温めたら時計回りにやさしくマッサージして腸のぜん動運動を促進させます。アロマオイルを使ってのマッサージも効果的です。

 
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