年齢、月経(ホルモン)の状態、更年期の症状が現れ始めたときから更年期に入ったと判断できます。
一般的には、45歳ころから55歳ころまでを更年期といいますが、正確には性的成熟状態の42歳ころから卵巣機能が完全に消失するまでの56歳ころまでを更年期というようです。たとえ30歳代で月経が不順で更年期症状と似た症状があっても専門科では更年期とはいわないようです。
更年期になると順調であった月経周期が変わってきます。
1. 月経は順調であるが、周期が短くなる。(30日周期であったのが25日周期になったなど)
月経血量が少なくなり、月経期間も短くなってくる。
2. 月経周期が長くなる。(40日~60日周期など)
月経がきちんと終わらず、だらだらと少量長く続くようになる。
3. 閉経(最後の月経から1年以上月経がなくなる)する。
ホルモン状態を知るには、病院で血液中のホルモンを測定すれば大体の卵巣の働きがわかります。
更年期に入ると顔のほてり、汗、冷える、などの更年期に特有な症状が現れます。これらの原因は主として女性ホルモンが低下したために起こる自律神経失調症状と呼ばれているそうです。
脳(視床下部・脳下垂体)は卵巣にエストロゲンを分泌するための指令を出します。
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卵巣はこの指令によってエストロゲンを分泌し、脳にエストロゲンを分泌していることを知らせて(応答して)います。
※ 常に適量のホルモン分泌が起こるよう、指令と応答で調節されています。
しかし、40歳を過ぎた頃から卵巣の機能は低下していきます。
脳(視床下部・脳下垂体)は卵巣にエストロゲンを分泌するための指令を出します。
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卵巣は脳からの指令を受けてもエストロゲンの分泌がうまくおこなえず、応答できなくなります。
すると、脳は応答がこないため、更にホルモンを分泌させるために指令をだします。
↓ ↓ ↓
卵巣はいくら脳からの指令を受けてもエストロゲンが分泌できず、応答できません。
このように、脳からの指令ばかりが多くなり、指令と応対のバランスがとれていない状態となり、体調が悪くなってしまいます。
体調が悪くなると元気がなくなるため、体を動かさなくなり、代謝も悪くなってしまうなど悪循環を招いてしまいます。
更年期は誰にでも訪れる期間ですが、その間に更年期障害を感じるかどうかは個人差があります。不調をほとんど感じないで過ごす人もいれば、日常生活に支障が出るような重い症状に悩む人もいます。また、どんな症状を感じるか、その数や種類も人によって異なります。
更年期障害の大きな特徴としては、
・ 性格やストレスなど精神的なものにも左右されやすい
・ 人によって重かったり軽かったり、個人差がある
・ いくつもの症状が重なってあらわれることがある
・ 日によっては違う症状があらわれることがある
更年期障害の典型的な症状には次のようなものが知られています。
・ のぼせ … 物事に集中できないくらい顔が熱くなってしまう。
・ ほてり(ホットフラッシュ) … 急にほてって汗が出る。
・ 冷え性 … なかなか寝付けないほど手足が冷たくなってします。
他にもこんな症状がみられます。
・ めまい、むくみ、頭痛、肩こり、腰痛、便秘
・ 疲労倦怠感、どうき、不眠、
・ 発汗・多汗、手足のしびれ、関節痛、耳鳴り
・ 動悸、たちくらみ
・ 肌や目・口の乾燥、からだのかゆみ
・ イライラ、不安、憂うつ
・ 尿トラブル
このように更年期障害は、からだ と こころ、多岐に渡って現れます。40歳を過ぎて「もしかして…?」と思う症状があったら、「更年期」を意識することからはじめましょう。